マウスピース矯正は、なぜ体調不良になるか?!

マウスピースで歯を動かすと見た目の歯並びは整いますが。
噛み合せ機能がより悪化します。

歯の噛み合せ機能とは、咀嚼機能だけではなく、発音、嚥下、呼吸、睡眠機能に加えて自律神経機能やホルモン代謝異常にも影響しています。
それらの機能が悪化、低下するのです。
歯並び噛み合せ機能は顎関節機能とそれなりに調和して働いています。これが崩れるのです。顎関節症です。
故に真綿で首を絞めていくようにじわじわと不調になるからです。
マウスピースでは、特に歯並び噛み合せの原因である下顎大臼歯の直立がされずにより大臼歯が前方傾斜されると。。
更に下顎前歯を前方に煽られていきます。
そこで下顎前歯を削合したり抜歯をすると下顎骨の位置が不安定になり顎機能の不調が起こります。顎関節症です。

歯並び噛み合せの治療は、下顎大臼歯をいかに直立させて治すかです。顎位が安定します。

マウスピース矯正だけでなく、ワイヤー矯正でも下顎大臼歯の直立は必要です。

下顎大臼歯を直立させると前歯も中に入っていきます。故に出っ歯や受け口、乱杭歯も改善方向にとなります。

噛み合せを考慮していない歯牙移動のマウスピースを入れると口腔機能障害の咀嚼発音嚥下呼吸睡眠自律神経機能障害やホルモン代謝異常が発生してとても危険です。故に、歯並びの改善は慎重に行動しましょう。

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